3.上京区 古い商家の再生
さて、やっと屋根工事に入ります。
第4回:屋根工事

屋根下地を取りつけます。

母屋木、垂木は全て新しい材料です。

京町家でよく見かける伝統のむくりをつけています。

野地板を張ります。

張れたところから、下葺ルーフィング(24kg)を敷き詰めます。
雨対策のため、その上にシートで養生しておきます。

ケラバも新しいものに付替えます。

ルーフィング敷設中です。

瓦工事にはいります。昔は土のうえに瓦を葺いていましたが、今は引掛け桟瓦を使っています。
屋根の重量を軽くできることと、桟に瓦をつなげるため、雨や猫にも強くなります。
まず、全体の割付をします。天窓の位置決めから始めます。

瓦を葺いて行きます。
瓦工事と平行して内部の造作を行います。続きは次回に……