路地奥の数寄屋風町家
京町家改修工事の竣工写真をご紹介させていただきます。
今回も、床を全て解体し、構造材のイガミや沈下を直すところから施工しています。
京町家作事組の内田設計事務所さんと一緒に改修させていただきました。
細長い路地の突き当たりに、少し意匠を凝らした町家が残っていました。小さい町家ですが、大工さんや左官屋さんがいろいろと工夫をされたお住まいです。状態が比較的良好だったので、既存の躯体をそのまま活かして改修しました。写真をご覧いただければ詳しい説明が記載されています。
路地の前に車が停めにくかったり、材料の運搬に手間はかかりました。でも、通りから少し入ったところに玄関があるので、街中の雑踏をさけ静かな環境で工事をする事ができました。京町家(京町家)をリフォーム・リノベーション・改修するときは、これからもいろんな工夫をしていきたいと思っています。