注文住宅 桂の家
和風住宅が数多くみられる桂川の周辺に、ご家族4人が楽しく暮らせるお住まいを新築することになりました。
間取りだけでなく、風の流れや、活動動線など、着工前に何度も打ち合わせを重ねたお住まいです。
ほぼ計画通りに仕上げることができ、すっきりとした空間に仕上がりました。
風の流れと活動動線を考える
今回は、床は松1等材、枠はトガ材無地、天井は杉上小節源平で統一。
玄関収納も枠材にあわせ、トガ柾目でシンプルに仕上げました。
正面は蓄熱暖房機。暖かく快適です。
吹抜は1.5坪ですが、これだけで、室内に暖気の対流ができ、住まい全体が気持ちよくなりました。
さらに流れをよくするためにシーリングファンを設置。 空間にアクセントをつけています。
今回、メインの壁はEP塗装にしています。
FIX窓の向こうにはバルコニーがあります。
小さい窓ですが、南側なので予想以上に日差しが差し込みます。
右が吹抜面の手すり。左が階段の手すり。
統一感をもたせてすっきり仕上げました。
畳コーナーから吹抜上部のファンを見ています。
畳コーナー上に天窓(北向)があり、間接光がやさしく広がった空間です。
上:リビングには壁一面に収納を造作。窓・エアコンときれいに収まっています。
下:階段側にも本棚を組み込みました。キッチンの前にも雑誌棚。キッチンの左は食品庫とたくさん収納できるので実用的です。
家族の夢をかなえる住まいを新築する。
新築工事は改修工事より簡単といいます。着工までにほとんど決まっているので、現場で悩まなくてもいいし、ゆがんでいる柱や梁もない。どこまで直したらいいのか悩まなくてもいい…
でも、逆に言うと、それだけわかりやすいのなら、きっちり収まって当たり前なので、プレッシャーは大きいです。
参考までに、工事中の写真をアップしてみましたのでご覧ください。
以前は棟が上がってから足場を建てることが多かったのですが、今回は先行足場なので作業も安心です。
棟上は職人さんにとってはある意味「祭り」です。皆、気合い入ってます!
お客様のご要望で「どうしても瓦を葺きたい」とのことだったので、建物の雰囲気により合う平板瓦を選定しました。
一体に見える袖瓦の軽くシャープな感じは抜群です!
破風、鼻隠しの背(H寸法)が大きくなるとせっかくの瓦のデザインが台無しになってしまいます。
なるべく軒天厚を小さく納めるため、天井板を貼るのも一苦労です
バルコニーの手摺板です。無垢板を使ってなるべくメンテナンスフリーにということを考えて仕様を決定しました。
肉厚のあるアルミ柱に直接、無垢板をビス止めという方法です。これなら緩む心配もありません。
化粧材の加工です。ここは大工さんの腕の見せ所です。
いかに綺麗に手際良く作業をするかということを追求して作業をしています。
築山親方です!今回の枠関係は全て親方に任せました。
本当に綺麗に納まってます。さすがっ!
(築山『いえ、それほどでも…』)
リビング廻りの壁はEP塗装仕上です。綺麗に仕上るためには、この下地処理が一番肝心で、いかに不陸やボードの継ぎ手をパテで均すかが決め手です。
今回の出来はかなりレベルが高かったです。
私が最も好きなクリヤ塗装です。この濡れ色というか、飴色になった感じがなんとも言えません。
せっかく無垢材を使うのですから、先ずは自然な色を楽しみましょう!
蓄熱暖房の中ってこんな感じだったんです。中にレンガが敷き詰められ、それに蓄熱し放熱するというシンプルな構造なんですが、24時間暖かくて、なかなか良いもんだなーと思いました。
西川主任作の暖簾掛け。使っていけばより愛着が湧きそうです。
現場主任は、西川敏さん。僕に代わって段取り良く手配をしてもらえるので大変助かりました。
工事の最中は、施主様のご家族がなんども立ち寄っていただき、楽しそうに現場を見て回られたのが印象的でした。施主様に喜んでいただけると僕も大工さんも頑張ろう!という気持ちになります。楽しく仕事をさせていただいて本当にありがとうございました。


