遠くへ行きたい ~京都職人列伝~
日本テレビの「遠くへ行きたい」という番組で京都を特集する機会があり、弊社を取り上げていただきました!
プロデューサーの方が「何か京都特有のいいお店ない?」って聞いてきたので、井川建具店(古建具をたくさん売ってる店)を紹介してあげました。
井川さん! お礼に、ケヤキのくぐり戸譲ってください(笑)
住まいを本来の状態に戻す
原田大二郎さん(以下 原田)「今回は、さまざまな物の修理・修繕をする職人さん達の技、そして古いものを大切にする京都の人達の心にふれる旅です」
原田「京都では古い民家を町家と呼んでいます。こちらは昔ながらの典型的な京都の町家。こちらはアラキさんが4年前に修繕・改築をしたものです」
アラキ工務店 荒木勇 社長(以下荒木)「町家の場合はここを通り庭と呼んでいます。昔は建具をはずして大八車が通れるようになっていたんです。改修前には天井も床も張ってあったのですが、古い町家に戻すということで、はずして昔の状態にしてあります」
荒木「あれは木置きと言って、京都は海・山から遠く材料が手に入らないので、ここに余った材料を置いて使っていました」
原田「修繕用の木材を置くから木置き、なるほど」
あと100年住まうために
荒木「「今まさに修理中の町家です」
原田「古いところがちゃんと残ってるんだ」
荒木「できるだけ残したいので、天井なんかもそのままにして、白アリが食ったり、傷んだり、腐ったりしているものを直してるんです」
ここの頭で頑張ってる西川くんです」
大工の西川君「梁が全部腐っていたので、梁を全部抜いて家を少し広げながら、直してゆきます。一つ、一つどうしようかという問題ばかりです」
原田「今日はどうもありがとう!」
西川くん「 (^.^) 」
原田「あ、こちらでも、頑張ってる人がいる。こんにちは。古い家をいじってどう?」
大工の畑さん「やっぱり技術はあがりますよね~。古いやり方のほうが長持ちしますね」
若い大工達により甦る伝統
原田「100年以上の歴史を持つ古い町家が、若い大工さん達の手と技で甦るなんて、嬉しくなりますね」
荒木「今日はどうもありがとうございました」
(足場をはずしている築山くん・・・)
(吹き抜けの天井板を貼っている桜井くん・・・)
西川君から一言・・・
いつから撮影しているのかわかんなかったです。
いきなり、原田さんから話しかけられて、答えるうちに、いつのまにかカメラ回ってました。
一通り話したら、『ちょっと車の音がうるさかったから、いまのもっかいお願いします♪』っていわれても、そんなん何言ったか覚えてないです。
でも、いい経験になりました。もちろん、ビデオに撮りました♪
写真は、頑張って説明している牛田君。ごめん、君は放映されなかったね…