8.外構と雑草対策
第2回:雑草対策

さて、ブロック工事が一段落したので、次は植木の移動です。
実は、これが本当に大変でした(甘く見ていました…)。
この植木類を奥のほうに移動したり、別の場所(!!)に運んだりするんです。

奥のタオルを頭に巻いているのが松本君。
植木屋さんは、彼だけでその他、延10名手伝いました。
こんな大きな木を移植できるというだけで驚きです。

みんなで、運びます。
左官屋、ブロック屋、基礎屋、大工で運びます。
大きな蕪を思い出しました。

そして、見切り用のごろた石を並べ直します。
どれも、現場にあった石です。
庭を丸く、小さくすることで、車が入りやすくなるようにしています。
右に見える門柱も、60cmほど狭めています。

中庭です。土を10cmほど漉き取って、再生クラッシャーを5cm敷込・転圧します。
土の搬出や、庭木の搬入は、全て家の中を通りました。((+_+))
このあと、『京たたき』を敷くことなります。

『京たたき』は、昔ながらの三和土(たたき)の風合いを保ちながら、強度や施工性を格段に向上させた舗装土です。舗装としては「土系舗装」に分類されます。
水が浸透し、土にみえますが、表面が硬いので、雑草が生えません。

車が通る部分は、割れ止めにメッシュシートを敷きます。
今回は、販売元の中蔵さんが直接施工なので、安心&格安です。

再度、『京たたき』を敷き終わったら、最後に散水して硬化させます。
翌日には、人が歩けるくらいに固まっています。
『京たたき』は『楽土』よりもちょっと高価ですが、風合いは断然優れています。面積が多いと、単価も抑えてくれます(笑)。

前庭も同様に、『京たたき』を敷き詰めます。
少し味気ないですが、これで、雑草との戦いからも解放されます。

外部は、山ビリを敷き詰めます。
こちらも、土を漉き取って、ランマーで転圧するまでの作業は、『京たたき』と一緒ですが、安価な材料なので、ほとんど、手間だけで撒くことができます。
歩くと音がするので、泥棒避けにもなります。
次回は、排水・電気・大工です。お楽しみに。