アラキ工務店 京都市右京区:京町家、古民家、大工さんと建てる家

アラキ工務店 株式会社 アラキ工務店

9.お茶室の番付解体

解体前
着工前の外観

 小さなお茶室?の解体をしました。
 後で復元できるように、材料に番号をつけて解体します。
 なかなか経験できない事なので、記録に収めました。

第1回:準備

現状
現状

 解体前の内部の写真です。
 お茶をされていた痕跡が残っています。

図面
図面

 まず、建物の図面を描き、材料一つ一つに番号を振ります。
 後で、改修された部材は再利用しませんが、建築当初からの部材は全て使います。

番付1
番付1

 図面と見比べながら、材料一つ一つに番号を記入した紙をつけます。
 写真では、天井の竿や周り縁に番号が振られています。

番付2
番付2

 外部も同様に番号を振っていきます。
 仮釘で留めます。

番付3
番付3

 足元の材料も番号を振っていきます。
 柱・水板・石などです。

作業開始
作業開始

 こうして準備ができた段階で、解体に着手します。
 まず、新しく葺き替えられた屋根は不要なので、撤去します。

 番号を振っている動画です。手間な作業ですが、着実に進めています。

 次回は、いよいよバラシ作業です。お楽しみに。

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