台持ち継 だいもちつぎ

台持ち継

 多くの木造建築の小屋梁を継ぐのに使われています。屋根裏には松の丸太が使われる事が多いのですが、丸太同士をつなぐ場合にはこの継手を用いられる事が多々あります。接合面にダホが打たれ、継手の上に束がのったりして加重が掛かり固められるからです。
 丸太で加工する場合、継手の垂直方向の切断面がお銚子のような形になるので、「銚子継」とも言われているようです。
 この模型では良く分かりませんが… (^^ゞ
 また、比較的、背の大きい梁同士を柱上部で真継ぎにする場合に用いられる継手です。