研修風景
2011年 大工技術習熟研修
今回は、京都府林業トレーニングセンターさんにお願いし、森林づくりの1日研修を企画しました。バスを頼まず、予算を節約し、車6台に分譲し、京丹波町和知へ。人数が多かったので、森林組合さんにも応援を頼んでいただきました。
通常の間伐体験だと、怪我をされたら困るので手鋸を使います。しかし、今回は、皆大工だと伝えていたので、チェーンソーを使っての実習になりました。
和知駅前の林業トレーニングセンター。
これから研修を始めます♪
最初に、全体講義。社団法人全国林業改良普及協会の『森林づくりボランティア手帳』を元に作業手順の基礎を学びます。
引き続いて、全国森林組合連合会『造林・伐出の安全作業ガイド』を元に、チェーンソーの使い方・安全点検などを学びます。
林道を数キロ走り、伐採予定場へ。
松茸のシーズンなので、くれぐれもはぐれて遠くに行かないように念を押されました。整列して5班に分かれます。
最初にチェーンソーの使い方を聞きます。手の持ち方・安全装置などです。
大工道具と違い、怪我をすると肉がちぎれるので直りにくいそうです。
今回の実習場所は杉と檜が植えられています。班毎に、上下にならないように注意し、水平方向に50mくらい離れて伐採を始めます。
まず、伐倒方向を決めます。水平より少し山上方向で、邪魔になる枝葉がないところを選びます。そして誘導用にロープを張ります。
受け口切りをします。
立ち木が倒れていくのに必要な誘導口です。受け口の下切りと斜め切りの終わりの部分は一致するように切ります。
受け口を確認しています。
これが伐倒方向とずれていると、他の樹木の枝に引っかかってしまい、倒れなくなります。ずれている場合は、再度切りなおします。その後で、追い口をつくり、倒木します。
玉切りをします。
倒れた木を利用する場合は、4mの長さで切ります。今回は、全てそのまま処分になるので、邪魔にならないように細かく切ります。
お昼の一服。
林道のため、車が通らないので、道路で食べます。
森の中は薄暗くて、傾斜がきついので、食べにくいからです。
午後も引き続き、伐倒作業。
みんな大分慣れてきました。
最近、木材が売れなくて1本切って80円 (×_×)
今回は研修なので、楽しくやっていますが、生活をかけてやろうとすると、一日2~300本切らないといけないので大変です。
講師の皆さんと、はい!チーズ
本当にありがとうございました。
『京都府和知青少年山の家』に宿泊。
5時前についたのでゆっくり一服。卓球したり、釣談義をしたり、テレビを見たりしています。
6時からバーベQ。地元の猟師さんが取ったいのししも1キロ入手しました!
でも・・・、ちょっと寒いです。
いつものように宴会。
オヤツがなくなってしまいましたが、一番近いコンビニまで10km以上あるので諦めます。_〓■●
翌日は、日曜日。自由行動です。半分くらいのメンバーは朝4時出発で定置網漁へ。
左:網を引く、三谷くん。今年入社の新人で野球が得意です。
右:採りたての魚を食べる築山くん。一児の素敵な父親です。
ベタ凪でしたが、全員ライフジャケット着用。安全第一ですね。
そして、ズボンが汚れるので前掛けも着用です。
顔は笑顔ですが、実は (´ρヾ) 眠い・・・
こちらは早起きできなかった観光組。
舞鶴赤レンガ倉庫群・引揚記念館などを見学します。
小坂さんと小野くんが貨物列車運転中♪
全員で2ショット。
撮影者がみつからなかったので、マンホールの蓋に携帯を置いて撮影です。
残念ながら、工事中で、倉庫の半分も見られませんでした。