アラキ工務店 京都市右京区:京町家、古民家、大工さんと建てる家

アラキ工務店 株式会社 アラキ工務店

3.上京区 古い商家の再生

 このお住まいの塗装は、ほとんどが古色塗です。

第6回:塗装・美装

  古材と色をあわせて塗っていきます。
 左官工事は終わっています。

   建具も色付していきます。

 色合わせをしています。

 外部の壁も塗り替えます。
 外部の場合は、防蟻・防腐材を兼ねた材料を塗ります。

 ここも古色塗りです。

 全体を掃除していきます。

 外部が完成しました。

 柱・梁・建具は全て紅ガラ塗りです。

 ここは、ガレージです。 玄関同様の仕上をしています。

 応接間です。壁は漆喰塗り。梁・柱・建具は全て紅ガラ塗り。
 床は檜の無節板です。

 階段・廊下です。これも応接間と同様の仕上です。
 この階段は古材を活用しています。

 ここは、ほぼそのままです。
 畳は表替え、内障子付け、襖取替 などのみです。

 リビングです。
 屋根に近い梁・柱は古色に塗り、その他は白木を生かしています。大きな丸太は既存のものをそのまま使っています。床は楢材の無垢フローリングです。

 大きな商家さんの建物で、補修や改修を何度か重ねてこられました。ただ、それらは、部分的なものでしかなく、『今回の大改修でここまで良くなるとは・・・』と、大変喜んでいただいています。
 古材は、その時間を経過した良さが、新材は若々しく、みずみずしい印象があり、この2つがうまく組み合わさってとても落ち着いたいい雰囲気をかもし出しています。  私自身も大変勉強になった工事でした。
by 幸 男
LDK奥の縁側
このページの先頭に戻る